マスクが苦手な理由
インフルエンザなどの流行でマスクを着用するひとも多いですが、そもそも「マスクが苦手」というひとも結構いるようです。
一体なぜマスクが苦手なのでしょうか、主に以下の三つの理由が挙げられます。
息苦しい
マスクが苦手な理由としてもっとも多いのは、「息苦しい」というもの。どれだけ通気性がよかったとしても、やはりマスクをしていると多少なりとも息苦しいと感じるかもしれません。
・息苦しいのと、メガネかけてるので、メガネが曇ります。だからマスクは苦手です。
・息苦しい感じがして苦手です。ずっと自分の二酸化炭素を吸い込んでる気がして。
・息苦しい!高山にいる気分になる!
・マスクすると必ず頭が痛くなるので苦手です
こうした呼吸の影響か、マスクの着用によって頭が痛くなってくるというひともいます。
また、ずっと口を覆われているということが心理的な負担になって余計に呼吸しづらくなる場合もあるでしょう。
②匂い・臭い
マスクが苦手な理由として、「匂い・臭い」を挙げる声もあります。
この匂いというのは、マスクそのものの匂いがだめだというひともいれば、自分の口の臭いが辛いというひともいるようです。
・マスク独特の匂いがたえられない…
・マスクのあの匂いが苦手。なんの匂いなんだろ?紙の匂いなのかな。
・息がこもるから、口臭が気になる。。
マスクそのものの匂いが苦手というひとは、オーガニックコットンなど天然素材のマスクを試してみるとよいかもしれません。
③かゆみ、肌荒れ
マスクが苦手な理由として、かゆみや肌荒れが悪化したり、蒸れるのが辛いという声もあります。
・私はマスクすると顔が痒くなり肌荒れするから嫌いです。
・マスクするとアゴニキビが悪化多発するためしたくてもできない
・マスクをすると鼻の下にニキビができます…。鼻の上に鼻の当て?はしてるのに。
蒸れるというのもそうですし、敏感肌のひとにとってはずっとマスクを装着していることでかゆみなども生じるのかもしれません。
息苦しさがなく、かゆみの問題が大きい場合も、オーガニックコットンのマスクがおすすめです。ゴムを使っていない100%オーガニックコットン製のマスクもあるので、耳が気になるというひとにもよいでしょう。
以上が、マスクが苦手、嫌い、というひとが挙げる代表的な理由です。
息苦しい、匂いが耐えられない、肌荒れやかゆみがする、という風に、ただ単純な好き嫌いが理由ではないことが分かります。
マスクは意味ないのか
ところで、そもそもマスク自体には意味があるのでしょうか。
この点についても、まだはっきりとはわかっていないようで、ほとんど意味がないという意見もあります。
マスクの起源は、19世紀後半のイギリスの外科手術が始まり。それから一般に広がっていくのは、1918年のスペイン風邪の大流行です。
ただ、その効果については疑問視されています。
1世紀以上使われてきたにもかかわらず、手術室でのマスクの感染予防効果は疑わしい。最新の研究によれば、マスクは手術室の細菌汚染の元凶になりやすいという。マスクの内側にとどまるはずの細菌が、外側に付着していることも確認されている。
エチケットとしてマスクを着ける人もいる。病原菌を広めないようにという、外科医と同じ利他的な理由だ。だが先ほどの研究が示すように、この効果も怪しい。
(中略)
基本的には、公共の場でのマスク着用を推奨するべき強力な根拠は存在しない。
結局のところ、予防としては、うがいや手洗いをし、またなによりも普段から食事や睡眠など生活習慣を整え、ストレスコントロールなどもしていくのが一番と言えるかもしれません。